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「お前の名前に興味ない。お前のせいで逃げられたんだ。もう、邪魔しないでくれ」
「ごめんなさい・・・」
リムは睨むのをやめて悲しそうに目を伏せる。
ウォルターはそれを見て少しやりにくそうに頬を掻く。
「悪いと思うなら放せ」
「それは無理な相談よ!手当しなきゃだし、取材させてもらわなきゃ」
「取材?・・・どういう事だ?」
ウォルターは眉間にシワを寄せる。
リムの方は゛しまった!゛という表情になる。
「う・・・あ・・・あの、はい」
ゴニョゴニョ口の中でわけのわからないことを言った後観念したように話始めた。
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