第3章

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「ねぇ、貴方の事をウォルターって呼んでもいい?」 「・・・好きにしろ」 ウォルターは興味なさそうに同意する。 「じゃあ、私の事もリムでいいよ」 「お前の名前に興味は無い」 「冷たいな・・・」 リムはちょっとふて腐れたような表情をして呟く。 ウォルターはそんなリムをちらっと見て鼻を鳴らす。 「ところで、なんでウォルターはあんな事してるの?」 「お前には関係の無いことだ」 「関係ないって・・・それじゃあ、ちっとも取材にならないじゃない」 「へぇ」 全く協力的では無いウォルターにリムはため息を着く。 まあ、これから聞けばいいだけの事なのだが。 一応、本人も協力してくれるような事を言っていたから焦らなくても大丈夫。
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