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「きょうから~
ルナルナはトシさんのかのじょだよ~」
「うん!よろしくね!」
彼女…
嫌な響き。
まぁいい。
これは仕事だと割り切らない限り
私はやっていけない。
でも気持ち悪い…
さっき慌てないで
トイレで口ゆすげば良かったなぁ…
「ごめんトシさん
具合悪くて…
今日もう帰る…」
「えっ!?
帰るの?!」
…だから帰るって言ってんじゃねーか。
「送れないし…
荷物いっぱいだし…
その荷物車だし…
今日泊まって明日朝送るからさ!」
泊まる?!
有り得ない!
…処女だし
まさかのキスもした事はない。
いつか好きな人が出来た時に
そういう事が出来たらいいなと思ってた。
付き合うって事は…
そういう事も有りなのか?
…策を練らなくちゃ…
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