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やっぱりこんな展開になるのかよ…
作者…いや、作者様っ!!
せ、せめてもう少し進展をっ…
「いつまで百面相してんの?
電車、止まってるよ」
「え゙!?
は、早く降りないとっ!!」
「…通過待ちで5分くらい動かないのに?」
あぁ…やっぱり俺は紫苑の飼い犬というポジションがぴったりなようですね…
「バカ犬、降りるよ」
「わぅ…」
とぼとぼと紫苑の後ろをついていく
「…春」
「え、ど…どうかしたか?」
紫苑が、名前呼んでくれたっ!!
「さっきの…寝てるときはしないで」
「は、はいっ!!
…え?」
寝てる、ときは…?
「え…じゃ、じゃあ起きてるなら…」
「春次第」
さ、作者様ぁぁっ!!!
ありがとうございますっ!!
じゃ、じゃあなんとしても今日中に…は、初キッスを…
「ま、阻止するけどね」
「……………」
紫苑はショックを受けている俺を置き去りにしてスタスタと改札を出て行った…
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