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えっ?
私は急な事に驚いた。そりゃあ、私もひできが好きだよ。でも、いきなり明日会うなんて……。
だってまず、私ひできの声しかしらない。顔も知らない。
もちろんひできだって私の声しかしらない。
私かわいくなぃし……。
しかもなんてったって太ってるし。
今までそんな事言ってなかったし。
だって、会う事なんてないと思ってたから。
どうしよう、どうしよう。
しかし私の悩みはよそに、ひできは話しを続けた。
『何時かよくわからんけど、明日の朝1番の新幹線で行く。だから、待っとれよ!!』
プープー。
電話が切れた。
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