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朝、青い鳥は体を縛りつけられ、王座に座ったアンジェラの前に正座させられていた。
「おーい、何だこりゃ?」
「何って縄よ。貴方を逃がさない為の!」
「……いや、いくら俺が幸せを運ぶ青い鳥だからってこうやって縛りつけて、幸運を逃がさないようにするのはどうかと思うよ?」
「何を言ってるの?貴方が青い鳥なわけないじゃない。賊は捉えて牢屋に入れる……当たり前の事でしょう?」
「…え?……マジでか?」
「私は本気よ?」
「牢屋に入れなさい。」
ちょっと!そりゃないぜ!!絶対後で後悔するからな~!!
青い鳥はそれだけ残して牢屋に入れられた。
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