Blue Bird

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アンジェラは驚愕した。 青い鳥は背中から青い羽を生やして凄まじいスピードで敵を倒していく。 「貴方、本当に……【bluebird】だったの!?」 アンジェラはそう言いながらも自ら先陣をきって兵を率いている。 しかし、青い鳥のおかげで敵はほとんどいない。 「お、お……お前、なっ何者だ…!?」 「bluebirdだ。」 青い鳥は剣を突きつけながら不適に笑う。 「う、嘘だ!お前みたいな化け物が青い鳥な訳ない!」 「おう、そう言えば俺はもう1つ名前があるんだ。」 「【Satan】っていうんだ。」 青い鳥は剣を振り下ろす。 「命まではとらねーよ!」 そして青い鳥はまた走りだす。 「ここか、数が多いな……」 青い鳥は空から人質の様子を見下ろす。 「【blue fry aggravation】 一青い飛激一 !」 青い鳥の廻りを空気の渦が取り巻く。 「時よ一…俺を時間の流れに残し止まれ!」 何が…起きたの……!? アンジェラはもう訳が分からなかった。 答えを教えてくれるなら誰かに教わりたい。 人質はもうその場にはすでになく、敵の兵がただ倒れているだけだった。 そしてその中央に欠伸をしながら青い鳥が佇んでいた。 そして残っているのは一…… 敵の大将のみ。
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