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「いやああああやっぱり帰るー!」
地元の体育館の2階の会議室の前で雪乃が叫んだ。
「何いってるの!今日てか今週からこのクラスなんだから!」
目の前の雪乃と実紅のやりとりに真莉音と優花は、苦笑していた。
「だってあの扉にユーレイが
「そんな低レベの言い訳しないで部屋に入りなさい!!」
Aクラスは、時間帯は前のクラスとは変わらない。まあ変わるのは、レベルとクラスが3階から2階に変わるだけ。
「雪乃がレッスン始まる前に友達作りたいって言ったからウチらも早く来てやってるんだよ?」
真莉音も会話に参加した。
「あ・・こんにちは」
いきなり優花が挨拶したから振り返ると、
「あの・・どうしたんですか?」
いかにも自分より年下の女の子が、立っていた。
(チャーンス!!)「あ!この子今日から同じクラスなんで!よろしくお願いします!」
真莉音が言うと、3人は階段に上った。
「あ~~~行かないで~!」
(くすっ)「あの・・・」
「??」
「そうなんだーあたし茜!よろしくね!」
(かわいー!)「あ・・よろしく!」
早速、雪乃はAクラスの一人目の友達ができた。
(よかったーーー!)
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