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3人同時に「えっ、」と言う。
渚の言葉に私と絆は顔を真っ赤にした。
奏はクスクスっと笑っていた。
「今の流れで全部わかった。
美月先輩も絆も付き合おうよ!!」
といってきた。
なんでか絆も私も嬉しいという感情が出てこなかった。
いや、出てこなかったんじゃなくて出したくなかった。
だから私たちはこの行動に出たのだと思う。
2人同時だった。
「調子にのるなー!!」
2人で渚を殴ていた。
そして私たちはクスクスと笑った。
「いつもと一緒ね。」
「やっぱりこれが一番だよな。」
「そうね。」
そういってみんなで笑い合いながら部室から出ていった。
「………なんでだろ…」
その時、部室からは泣き声が響いていたという。
なんで渚が戻ってきたかというとカバンを部室に忘れた事に気づいたらしかった。
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