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俺は奏先輩から視線をそらし、再び美月先輩をみる。
美月先輩は涙目で「渚のバカ」と小さく言った。
俺は美月先輩に「大好きですよ、先輩」と言うと美月先輩は顔を赤くしながら「バカ」と小さく、ただそれだけを言った。
俺は絆に視線を向けた。
すると絆は俺に対して鋭い視線を向けていた。
俺は奏先輩の方を向いたが奏先輩も同じ目をしていた。
俺は「いやだなー、皆そろって嫉妬ですか。」ニコニコと笑いながら言う。
絆と奏先輩は2人そろって「そんなわけねぇだろ(ないでしょ)」と大声で言う。
俺はどうしようか考えた末に結論にたどり着いた。
「皆、俺の事が大好きなんですね」ニコッと笑う。
今度は全員に言われた「ふざけんなー(ないでよ)」
そう言って部室から放り出された。
「よし、今日も皆元気でいいことだ。」
と言いながら部室の外で泣いていた…
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