1 ~プロローグ~幸せな朝

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「……と… ……こと…… まこと!!早く起きて!」 「う……ん?」 「遅刻だよっ!ち・こ・くっっ!! …私も今日は、一限目からだし…」 「おー…う、気をつけてな~」 俺は、まだ開き切らない目を擦りながら、世話しなく動き回っている未来(みく)を目で追いつつ、声を掛けた。 「うんっ、真もね! ……あっ!それから」 未来は、思い出した様に俺の横になっているベットの端に近寄ってきた。 .
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