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俺は、その場を立ち去ろうとする未来の腕を捕まえると、そのままグイッと引き寄せた。
「…―――///ッッ!?」
不意を突かれた未来の体は、ストンと俺の腕の中に収まった。
「ちょっ―…
ダメだよっ、朝から…」
俺は、そんな未来の抗議はお構いなしに、その少し赤らんだ頬に軽くキスを落とす。
「ん……ちょっと『虫よけ』」
「…―えっ?」
俺は、更に首筋に口を近づけ、囁いた。
「浮気すんなよ」
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