5 未来の心

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「何なのよ!真ってば…」 私は、結局真の乗った次の電車に乗り込むと電車の手摺りに捕まりながら、思わずムッと顔をしかめる。 でも次の瞬間、そんな私の顔が車窓に映し出されて、慌てて顔を元に戻した。 「…――はぁ」 私は、手摺りにおでこを付ける様にすると軽い溜息をついた。 ……真の態度にあんまりムカムカしたから、もう一度飲み会に戻ろうかとも思ったけど……これ以上遅くなるのは、流石に恐いなって思ったのと… ……やっぱり真の事が気になったから 結局そのま帰って来てしまっている。 .
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