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マンションから悠斗の実家へ戻り一月が経った頃、私は体調を崩し、夜バイトを続けられなくなり昼間働くことにした。
仕事は意外にも早く見つかり、働き始めた。
この頃、悠斗はいつの間にか仕事を辞めて、別の仕事をしていた。
どんな仕事をしているのかと聞くと、昔の職場の先輩の手伝いをしていると、それだけしか教えてはくれなかった。
私は新しい職場で覚えなければならないことが沢山ありすぎて悠斗が仕事をしてるならそれでいいかとそれ以上深く聞かなかった。
一月ほど経って仕事を終え携帯を開くと悠斗からの着信が数件とメールがあり、開くと
『駅南で待ってるから仕事終わったらすぐ来て』
との内容だった。
何度も着信があったので少し不安になって帰り支度を済ませ足早に駅南へ向かった。
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