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悠斗と付き合い始め、どんどん悠斗にのめり込んでいった。
3月1日-卒業式-。
高校の卒業と同時に私は家を出た。
親にも友達にもないしょにして…
悠斗と一緒に暮らすために…。
今まで私は付き合っても1ヶ月も気持ちが続くことはなかった。
追いかけられると冷めてしまうタイプなのだ。
悠斗はそんな今までの男たちとは違い、追いかけることもしないし、かといって釣った魚に餌をやらないタイプでもなかった。
今までと違うタイプに興味をそそられたんだ。
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