1.5 Night 「Sentimental base」

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「何か、珍しいな。ケビンが熱くなるなんて」 「…そうかな?俺はいつでも熱い男のつもりだぜ」 エリックが茶化すと、ケビンはいつもの笑顔を見せた。 「それに皆、うまい飯食いたいだろ?俺が作らないで誰が作るって言うんだ」 やはりこの男には、笑顔が似合っている。 「って言うか、お前だって人の事言えないだろ、エリック。熱くなって一暴れしたそうじゃないか」 「う…まぁ…そりゃそうだけど」 二人は笑った。
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