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「うぅ…確かに、お腹減ったカナ…」
「だろ?ほら行こうぜ」
先ほどまでの雰囲気を微塵も見せず笑うエリック。
釈然としないまま、ジュリアは空腹に負けエリックと炊き出しへ向かった。
炊き出し周辺には既に大人数が集まり、盛大にキャンプファイヤーまで焚かれている。
それぞれ食事をしたり、酒を酌み交わしたり、ゲームをしたりと、とても和やかな雰囲気だ。
ジュリアの苦手な雰囲気でもある。
それを察してか、エリックはそこから少し離れたトレーラーの屋根の上にジュリアを誘った。
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