始まり

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2015年9月1日9時15分。 そのニュースは世界中を駆け巡った。 「ロシアがアメリカのアラスカ基地を新型MSで攻撃、奪取」 世界中が震撼した。 なんと、いきなりロシアがアメリカに攻めいった。 しかし、これも単なるこれから始まる戦争の序章に過ぎなかった。 ロシアはアラスカ、カナダを占領していった。 かなり前から計画されていたのだろう。 アメリカが対応仕切れ無かった程だ。 そしてアメリカは日本に支援を求めて来た。 半(なか)ば強制的な事だ。 そして日本はそれを受け入れ物資の支援と支援部隊を派遣する事に決めた。 その支援部隊が俺が所属する自衛隊から独立した隊、第13独立機動隊、「ベルクート」。 といっても、癖の強い厄介者の寄せ集めのようなものだ。 後、今回は一時的な転属と言う形になった。 お偉いさんの考える事は何時の時代も分からないものだ。 それと、独立機動隊と言っても総勢3人。 俺達はどれだけ厄介者扱いなのだろう。 自己紹介遅れて済まない俺は「荒瀬」だ。
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