クネクネ

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みるみる真っ青になっていき、冷や汗をだくだく流して、 ついには持ってる双眼鏡を落とした。 僕は、兄の変貌ぶりを恐れながらも、兄に聞いてみた。 『何だったの?』 兄はゆっくり答えた。 『わカらナいホうガいイ……』 すでに兄の声では無かった。
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