真冬のゼファ~と彼女のぶるーず

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大学2年の冬。 私は格安アパートで、ひっそりと暮らしておりました。 築20年くらいの木造アパートは、お隣や上の階の住民の夜のイトナミがステレオサウンドで聞こえてくる始末。 特に上の階はギシギシとハードなプレイでありました。 『床が抜けて降ってくるなよ』と私は心配しておりまた。 更に毎朝、必ず一台の2スト直チャンの原付がアパートの前を走っていくもんだから目覚まし時計をセットする必要が無いわけで、毎朝けたたましい排気音で起きておりました。
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