単車と私

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私が単車に興味を持ちだしたのは青臭い高校3年の時でした。 同じ高校の知り合いが原付の免許を取得しカワサキのKSRという2ストロークの単車を買いやがったのが始まりです。 当時は単車には全く興味がなくギターばかり弾いていたインドアな少年でしたが、このKSRに乗ってから私のお金が掛かる趣味が増えてしまった訳であります。 あの新鮮な記憶は今でもよく覚えております。 単車(KSR)に乗りキックでエンジンを掛けた。 『パウァーン!!』と2ストならではのサウンド。 フルノーマルの単車でしたが、当時の私には排気音が凄くやかましく感じた。 吹かすとチャンバーから出るカワサキお得意の真っ白い煙が私を痺れさせやがりました。 ここまではカッコ良く書いたが、この後エンストをしたのは言うまでもない。 サルがオ○ニーを覚えたように私はエンストを繰り返しながら単車のエンジンを繰り返し掛けまくりました。 たけす高3の夏の思い出でした。
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