~第一章~

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   今であって、今でない時。想いは遡ってゆく。確かに存在した時代、今ある自分が自分であるように、必然とした事実。そして、忘れる事も出来ない大切な想いと大切な人々。小さな街で起きた小さな事件。誰の記憶に留まる事もない、日常の中では当たり前の事。そんな当たり前の事を一つ一つ紐解いてゆく。  遥かなる螺旋の記憶の旅が始まる…
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