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今日も、いつもと同じ朝を迎え、みんなを送り出した。
すると、実家の母から電話が繋かってきた。
「おはよ」
「おはよう!どしたん?こんな朝早くに」
「いやね、たまには一緒に買い物でもしようかなってね」
「…うん」
(あっ!アルバム見よ)
「あのさ、家の事をしてからそっちに行くよ」
「あっそぅわかった!待ってるからね!じゃね」
「うん。バイバイ」
私の実家は自転車で30分くらいの所にある。
そして、家の事も終わって、私は自転車で実家へと向かった。
私は、実家に着くなり自分の部屋に入り、 学生時代のアルバムを捜し出した。
(あった!懐かしい!3年3組~!)
そして私の瞳の中に入ってきたのは、小沢君でした。
小沢君とは私の元カレ。
(懐かしい小沢君だ!元気にしてるかなぁ~同窓会に来るのかなぁ)
そして私は幹事をやってくれる 瑠美に電話をする事にした。
「もしもし…瑠美?」
「もしもし!久しぶり~美穂!元気?」
「うん、元気だよ」
「そっか…あれ?美穂は同窓会に、出れるんだよね?」
「うん、行くよ!」
「良かったぁ~」
私は、いきなり 彼の事を聞き出せなく…黙ってしまい
「あれ?もしもし?美穂どしたの?…もしかして小沢?奴は、来るかなぁ~来てほしいよね~美穂ちゃん」
「違うよぉ!私には愛する旦那さんと可愛い子供達がいるんです。」
「あ~そうでした。」
「何よ!それっ」
「でも、わからないよぉ凄くイケメンになってたりして」
「…何言ってんの」
私達は同窓会の前なのに昔話に華を咲かせていた。
「美穂ぉ~買い物に行くよ。」
母は早く、買い物に行きたいらしい…
「わかったよ」
「じゃ!瑠美、当日楽しみにしてるね。バイバイ」
何故か私は、小沢君の事ばかりを考えていた。
(どんな人になっているだろ?本当にイケメンだったりして…それか、頭が…)
など、いろいろ考えていた。
早く、みんなと逢いたい
本音は小沢君に逢いたい
なのかもしれないけど…
でもそんな事は、ありえない話…
私には大事な家族がいるのだからと、自分に言い聞かせていた。
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