*第三話*

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するともみじは 泣きながら俺に抱きつく. 「今から帰って…?」 …………………あ? ちょっとまてこの野郎!!! どういう事だよ!! 「ちっ違う;;一緒に陵哉の家に帰ろう?やっぱり夕夏さ…くんに悪いよ!!だから…二人で行こ?」 もみじは必死に話した. 二人で…俺の家に? なんだそういう事かよ. 「そうだな。よし…帰るか!」 「…自家用出すね♪」 …さすがお嬢様. やること凄いな. 俺は可笑しくなって もみじの髪を クシャクシャと撫でた. 久しぶりだな…この感じ. 高校ん時はこうやって 照れ隠ししてたっけ……. 「頼んだ!」 そう言うともみじは 携帯を開いて電話をした. 「もしもし榊?ジェットを出してちょうだい?今すぐにお願いするわ….ええ。じゃあね」 話し方が…全く違う. なんか面白いな. 俺達は手を繋いで 自家用がある場所へと急いだ. …たく。 とんだお嬢様だ.
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