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ここは女子トイレ。 今日もキモ宮くんいじめてます。 「なぁ!てめぇ吐けよ!今食ったもん全部吐けっつってんだろ!?」 「っ、く、」 私はモップの棒の部分を宮城の口の中へとつっこみ、胃の中のものを吐き出させようとする。 嘔吐。 トイレ中に宮城が嘔吐する音が響いた。 「あら。宮く-ん。これな-んだ??」 ゼェゼェ息する宮城の顎をモップの先端で上げ、床を指差す。 「……」 宮城は目を丸くして自分の汚物まみれの床を見た。 「ねぇ宮城ぃ。やーーっぱあんたが犯人なんじゃーん!」 今にも泣きそうな宮城の視線の先には、青く輝くネックレスがあった。 私はクスクス笑って宮城をどつく。 「もう、だめじゃーん。人の物盗んだりしちゃあ。待ってて、リュウくんに言いつけてやるから。」
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