ONE

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「さっき自己紹介したのに 覚えてくれてないんですか?」 「そう言われてみれば そうだけどあの時は 顔を見た瞬間に 怒鳴られた事を 思い出してそれで 頭いっぱいになっちゃって」 「そうですか.. 私は花園 千帆です」 「ちほ?可愛い名前だね~ 私は凉。男みたいな名前でしょ? お父さんが好きな女優の 名前なんだって~」 「そうなんですか!」 「それでね.....」 ってどうでもいい話を クラブが終わるまで 話したのを覚えてる これが千帆との出会い この時はまだ全然 気づかなかった これから二人が あんなことになるなんて
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