過去①

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かっこいい……!!顔を見た瞬間に思った。 「…本当に大丈夫!?」 「えっ!あっ、はぃ!大丈夫です!ってか私が悪いんで」 つい、見とれてしまっていた。 初めてだ!でも…なんか変な感じだ。何だか… すると…彼が… 「…俺の顔になんかついてる?」 「いえ!何も!かっこいいだけです!」 「……へ?」 「……!?」何言ってんの私!? 「……俺の名前は尾崎優良(ユラ)。ちなみに大学一年」 相手の男の人は私のいきなりの大胆発言に嫌な顔、一つもせず……なんと!自己紹介!!偶然て言う名の出会いってやつ!?妙なテンションで私も自己紹介。 「私の名前は、水無月神流です!高校三年生です!」 「…やっぱり」 「何か言いましたか?」 何か呟いたよぅな… 「いや何も…それにしても可愛い名前だね」 「あっアリガトゥござぃます」恥ずかしい! 「あっ、俺先に行くから!」 ……先に行くから?どういうことなのか分からないまま走って行った優良さん。 でも、理由はすぐに分かりました。なぜなら…
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