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「遅いよ~!」
「ごめんごめん」
あの後、私は帰る気にならず仕方なく環達と合流。皆、まだ合コン場所のカラオケの中には入ってなくて髪型とか化粧を何時になく入念にチェックしていた。
「さっ!!いざ出陣!」
……今から戦いでも始まるんですか?
と突っ込みたくて仕方なかった。
「遅れてすみませーん」
何時になく可愛い声を出す友達……
「いいよ!さっ入って」
私はずっと下を向いたまま環達の後ろに付いてソファーに座った。
「ちょ!メチャいけめんいる!」
「やば!皆カッコイイ!」
女だけでコソコソそんなこといってるけど絶対聞こえてる。
「神流!見てみなって!」
「……」
私は仕方なく顔を男達のもとに向ける。
「……あれ?」
私は凄く驚いてある1人の男性を頑見。
その人も私に気付いて、手を振った。
「先に行くって……この合コンのことだったんですか!?」
「うん。神流ちゃんのプリクラ、幹事の子から見せてもらっててさ、ぶつかった時に気づいたんだ」
「まじですか!?」
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