過去⑫

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隣から声がした。 「……土方さん。私…… 土方「今はまだ夜中だ。もぅ一眠りしろ。」 「土方さん、もしかしてズットここにいたんですか?」 土方「……さぁな。」 「土方さん………」 ………土方さんに助けてもらぇなかったら私…私… 身震いしてきた。 怖かったのもあるけど…………はっきり言って気持ち悪かった。 あのオッサンに押し倒されて…… 「あの………」 土方「何だ?」 「………沖田さんは?」 土方「…あぃつはお前が仕事から戻っていることも知らない。」 「……そぅですか。」 信じてた。あの人を。私を助けてくれる。………って。 デモ、現れたのは土方さんだった。 ………そぅいえばどぅして土方さんが………? 様子を見に来てくれてたのカナ? ……まさかね…… それはありぇなぃカナ💦 まぶたが重くなってきた。 「スー」 土方「……寝たか……」
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