現在⑤

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あれから数年が経った。 私達には子供は授からなかった…… そして……… とぅとぅ総司の病は… 限界にきていた。 「今日はいい天気ですよ」 沖田「…情けないですね…」 「何がですか?」 沖田「…私は貴方を必ず幸せにしよぅとしていたのに……ゴホッ……この様ですよ……ゴホッゴホッ」 「……私は……幸せですよ?今でも貴方の側にいられるんですから……」 沖田「……すみません…」 「何で謝るんですか!」 沖田「……貴方…一人残して私は……」 「……大丈夫です!私は……貴方と一緒にいると決めた日から…覚悟はしてますよ」 今にも泣き出しそうな神流の顔…… 沖田「神流……」 その日の夜 沖田「ゴホッ……ゴホッ……」 あぁ……もぅ……私は…… 最後に神流にしてやれること。 ……… 沖田は力を振り絞って布団から出た。 そして向かった先は…… 壬生寺だった。
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