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目が覚めた私。
そこには……懐かしい面があった。
お父さん。お母さん。弟の雄二……
環。
母「おはよぅ……神流……」
……私……自分の世界に帰ってきたんだ……
「……」
黙って起き上がる私。
環「……神流……2ヶ月どこにいたの……?」
2ヶ月………?
五年……たったはず……
………
進む時間が違うんだ……
「……わからない…よ……言っても……誰も信じないから……」
あんな夢物語……誰も信じるはずがなぃ……
環「………」
母「……神流……あなたは壬生寺で見つかったの……私の前から突然消えた……あの壬生寺で………」
………
「……私……何もなぃ……一人にして……お願い……」
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