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それから私は友達を置いて一人で壬生寺に行った。
『…風景は変わっても魂は憶えてるんですね…』
全く来たことのない土地なのに私は気付くと壬生寺に着いてました。
そこでまた記憶がフラッシュバックする。
【総司…!】
【愛してますよ。神流…】
私(沖田)は彼女を気絶させ…元の時代へと…戻した。
そしてすぐに自分の命は尽きた。
『神流……』
告白は何回って女の子にされてたけど付き合ったことは一度もない。
それは…幼い時から夢に見てた女の人に…
恋してたから。他の女の子なんて目にも入らなかった。
実際に見たことのない人…でも…愛しくてたまらなかった…美しい人…
神流と同じ時代に生きていることに気付いた私は、いつか必ず神流に会えるんだ!という嬉しさで一杯だった。
修学旅行から戻った私は神流を探すことにした。
でも…全く…手掛かりすら掴めなかった。
まぁ…当たり前ですよね…名前しか知らなかったんですからね。ハハ
若さってヤツですねw
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