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いつの間にか私は大学生になってましたよ…
神流とはまた違う時代なのかと考えて会えないのかもしれないと弱きになったこともあった。
でも
出逢いは…
突然やって来る。
ってやつでした。(笑)
「兄さん!これ見て!すっごく可愛くない!?」
「…ん?」
いきなり女の子の写メを見せにきた弟の優良。
「………………………!?」
「優良!この子とどういう関係ですか!?」
「…えっ…昨日の合コンで知り合った子…ってか可愛くなぃ!?神流ちゃんといい感じになったんだよね~」
神流…
この写メ!!ずっと探してた神流!!
弟の親しくなった!?
「…優良…」
「?」
「…この子…神流と…仲良くしたら…私が許しませんよ?」
ニコッ--…
優良の血の気が引く。
「なっ何で…兄さんの知ってる子なの?」
「知ってるもなにも…貴方のお姉さんになる方ですよ」
「……へっ?」
優良は兄の総司が何を言ってるのかさっぱり理解出来ていなかった。
「もしかして…連絡先を知ってたりするのですか?優良…」
兄、総司に逆らったら命がないことをよく知ってる優良。つまり…絶対逆らえない存在なわけです。
「しっ知ってます…」
「絶対に連絡してはいけませんよ」
「…もし…したら…?」
「それを聞きますか?」
「聞いただけです!!」
そう言って部屋から出て行った優良。
携帯を置き忘れて行った優良。
私はもう一度、優良が見せに来た写メを見る。
「…見つけた」
自然と涙を流していた…
後から弟に聞けば神流は今、高校三年。受験を控えてる。…まだ過去には行ってないようですね。
でも次の日、弟から、
「神流ちゃんが…いなくなったらしい!」
と聞いた。
…沖田総司と…恋をしに行ったんだ。
私は前世の自分に嫉妬してましたよ(笑)
自分だって…早く神流に逢いたいのに……
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