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八ヶ月後------…
「男の子と女の子の可愛い双子の赤ちゃんですよ!」
看護師さんがそう言って産着を着せた赤ん坊を連れて来た。
「名前は…男は絶対に真琴」
新撰組の“誠”から…
「女の子は…悠莉…」
…近藤勇の“ユウ”から…
-------…
更に十五年後----…
「パパー!彼氏連れて来た!」
……………!?
今……何て!?
「悠莉…彼氏ですか!?」
誰ですか私の可愛い娘に…!ただじゃおきません。
「彼氏の俊哉君でーす!」
「…どうも」
………俊哉君って
「土方さん……」
彼の容姿は…土方さんの若い頃に…そっくりです…
後から部屋に入ってきた神流も驚いていた。
俊哉と悠莉は何故親達がそんなに不思議そうにしているのか分からなかった。
総司は落ち着いて考えた。悠莉はもしかして…近藤さんの生まれ変わりで…土方さんの生まれ変わりが俊哉なのではと。
それなら…と
ニヤリとした総司。
「認めませんよ。悠莉。俊哉君は絶対に」
前世で、土方さんに散々遊ばれたのですから少しぐらいの意地悪は許されますね♪フフ
「悠莉のおっさん!絶対に認めさせてやるよ!」
………土方さん、まんまじゃないですかw
神流も気付いたのか笑っていた。
「おじさんはムカつきますが年齢的に仕方ありません…が!その口調は…いけませんね~年上に向かって」
クスと笑うと俊哉は顔を歪めていた。
土方さん、前世よりもカラカイがいのある人に生まれてありがとうw
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