―夢の続き―

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「まこっちゃーん!朝だよーん!」  … 「まこっちゃーん?」 「うっせーな!朝っぱらから耳元で大声出すなよ」  俺はベッドの布団から起きると怒鳴った。  「はぁ?起きない真琴が悪いんでしょ。お母さんが起こしてきてっていうからわざわざ私がおこしにきてあげたのに!」  ぷりぷりしながら俺の部屋から出て行ったのは双子の妹ユウリ。  「…お前の声はうっせーんだよ」   ため息をつきながら部屋を出て階段をおりた。  .
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