灯火

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> あの日二人照らす灯火は儚くて まるで最初か居ないように君が消えた 弱かった僕は逃げ続けるばかり 昨日までの君はいつもの笑顔で 何気ない話も僕は愛しくて 信じた永遠の愛 今では虚しくて 二人眺めた懐かしい景色 二つの灯火は寄り添い抱き合った 二人だけの場所も今は僕一人 まるでまだ隣で笑っているかのようで 君の面影がここにあるのにどうして 君は居ない 苦しいよ あの日からの僕は願い続けた 朝が来るといつもみたくおはようって 笑いかけてくれよ 目を開けてくれよ 眠りにつくと夢の中では 元気な姿の君が居たよ 目が覚めるとまた涙流して どうして君がきえなきゃいけないの 一人にしないでよ こんな惨めな日々の中で ただ君に会いたくて 僕は君のことを忘れないよ これからもこの場所で 生きて君を愛し続けるよ さよならは言わない 君に伝える言葉があるとしたら それはただ 心から贈るありがとう 灯火はいつか消えるから その時は会いに行くから 僕の灯火 もうすぐ消えるよ 話したいこと たくさんあるよ
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