†始まりは…†

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最初の日に遅刻なんてしたら、さすがに目つけられるよね!? それだけは絶対に嫌だ…! 上履きに履きかえて猛ダッシュ。 恵美が前を指さす。 「あっ!アリーナの入口見えて来たよ!!」 「本当だ!てかもう皆、座ってるよ…」 慌ててアリーナの中へ入ると、緊張感のある空気が漂っていた。 それと……… 「恵美……先生達の視線…すごく痛いんだけど…」 なんとか間に合ったとはいえ、やっぱりギリギリに着いたのは良くなかったみたいだ… 「うん…なんか怖いんだけど… と、取りあえず座ろ…!」 肩をすくませながらも、後ろの空いている席に座った。 .
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