凉宮ハルヒの転換①

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――翌日の放課後―― オレはマイペースで部室に向かう。 ドアを開けるとそこにはハルヒは居なく、朝比奈さん、長門、古泉しか居なかった。 オレはハルヒはドコか聞くと、皆分からないらしい。 朝比奈さんはオレに茶を入れてくれて、長門は窓辺で本を読む。古泉はオレにオセロをしようと誘う。(もちろん、ヒマだからやるが。) オレが椅子に腰かけたその直後 『ドーーン‼』 と物凄いドアを開く音がした。 「皆ぁ➰➰‼お待たせ➰➰➰🎵🎵」 やけに上機嫌だな。 「そう?」 ハルヒはパソコンのある机の前に立つと、仁王立ちし、 「明日はまた市内探索よ❗日曜日、喫茶店前、午前9:00に集合ね❗遅刻したら罰金ね‼ 分かったら解散‼」 気が早すぎる。 ハルヒはほんの40秒で部室から去ってしまった。 「あの~・・・私達も帰りましょうか・・・??」 朝比奈さんの一言で残りのメンバーも帰って行った。 すると長門はフゥッと窓を見た。 「長門・・・??」 オレが言うと長門はプイッと別方向に向き、スタスタと歩いてしまった。 こうしてオレ達は約束をし、また変わらぬ市内探索をするコトになった。
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