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「みんなゴメン!見てられなかった…」
アークは反省していた。
「お~い!よぉっ!久しぶりだな!」
「あいつはナババの牢獄にいた…。」
ケインは記憶を辿った。
「ゼルさん!お願い助けて!」
ミーナはゼルに言った。
「おぅ!わかった。」
(カチャカチャ。)
「とりあえず助かったな!」
リーは喜んだ。
その頃、ロジェは捕らえられてるエルフ族を解放しに忍びこんでいた。
「みんな逃げるんだ!助けに来た!」
ロジェは牢獄のカギをこじあけた。
だが…。捕らえられてるエルフたちは迷惑だった。
なぜならロジェは何度か助けに入って何人か助けようと連れ出すが必ず兵士に見つかり、その場で処刑されていた。
「ロジェ…。お願いだ帰ってくれ。お前と逃げた奴はみんな殺される。だからここから逃げたくない…。」
牢獄の中のエルフの1人がつぶやいた。
「そっ!そんな…」
ロジェは涙が出た。
そんなロジェがアークたちの前を通った。
「よぉ!ロジェ!仲間は助けたのかよ!」
ゼルが聞いた。
「アハハ…。ありがとうゼル。もういいんだ…。みんな助けるなって…。僕のせいでみんな死ぬって…。」
ロジェは笑いながら涙を流した。
「ロジェ…。それでいいのか…」
ゼルはまたロジェに聞いた。
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