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アーク、ミーナ、ケイン、サスケ、リー、ゼル、ロジェの7人は堂々と神官や兵士たちのいる場所へやって来た。
「エルフ~!ロジェが全員助けるぞー!!」
アークはバカデカイ声で叫んだ。
当然ながらメディス兵士たちが襲って来たが、アークたちの敵ではなかった。
そして神官のジョウザが、モンスターを解き放った。
だがアークたちは魔法や物理攻撃でさらに進んだ。
そこに残るのは神官のジョウザただ1人だった。
「きっ!きさまら!ただですむと思うなよ!女王ルキア様への反逆とみなす!!」
神官ジョウザは何やら呪文を唱えた。
「もう良い…。エルフ共々ここで皆殺しだ!」
神官ジョウザの皮膚は水のようにブヨブヨになり、ドンドン大きくなって行った。
その姿はもはや人間ではなく、スライム状のモンスターだった。
「なんだありゃ…」
ケインが見上げた。
「もはや人間の理性すらない!」
リーは睨んだ。
ケインとサスケの魔法攻撃は利かなかった。
「どいてろ!」
「いでよ!ラムウ召喚!」
ゼルが叫ぶと同時に杖を持った仙人が現れ、上空から激しい雷が神官ジョウザに直撃した。
「まさか!クリスタルの持ち主か!」
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