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今日から俺は、この学校に入学する事になる。
「今日からお世話になります、崎本亮太(さきもとりょうた)です」
とりあえず、寮館長に挨拶しておこう。
「ああ。あなたが崎本亮太君ですか。さぁ、こちらへどうぞ」
寮館長は、老眼鏡を掛けた老人だが、腰の曲がりはなく、若々しく、イキイキしているようにさえ見える。
「こちらが、あなたのお部屋です」
紳士的な振る舞いで、彼は俺を部屋へ招待してくれた。
トントン
ノックする。
「失礼します」
「お。何?その子が新しい子?」
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