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喧嘩
俺は咄嗟に坂本先輩の前に立った。
とにかく、先輩が嫌がってるなら、俺は先輩の味方につかなきゃ。
先輩は俺が守る。
「何の真似だ?」
「よくわからないですけど、迷惑なのでやめてください」
竹中さんが俺を睨む。
メチャクチャ怖い……。
「……」
俺はそれに耐えていた。
「んなムキになる事かよ」
竹中さんは踵を返して行った。
「崎本……」
坂本先輩は何か言いたげだったけど、俺は何も言わなかった。
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