第一画 転校!? マジで!?

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「先生!! 転校ってどういうことですか!?」  准は檜原先生の姿を見るなり、詰め寄るように迫った。  檜原先生はイスに腰を掛けてフフっと笑うと、 「あなた達の才能を見込んだの」 「……はっ?」  二人は揃うように一瞬だけキョトンとした。  隼兎は頭をポリポリと掻きながら、 「あの……才能って?」 「それは転校してのお・た・の・し・み」  人差し指を口に添え、パチリとウインクをする。  意味が全く分からない状況はどうしたらいいのか、二人には理解することが出来ない。 「明日、また学校に来なさい。そして私の所へ来てちょうだい」  二人は抗議することも出来ず、結局転校することになった。
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