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ベッドに座りながらマンガを読んでいるミカがいた
『え!?』
びっくりした顔で俺をみていた
俺もドキドキしまくって息を飲んだ
今日ごめんなって言う予定だったのに…
『お前、チクったな』
いじめっ子の俺は
そう言ってミカを見つめた
沈黙の中、ミカは悲しそうな顔をしていた
『…なんで意地悪したの?』
震えた声で俺にそう言った
『…知るか』
顔が一気に熱くなった
ミカが好きだからだと言おうか考えながら出た言葉だった
『いじわる。嫌い。帰ってよ!』
読んでいたマンガを俺に投げつけてミカは叫んだ
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