某テレビ局

2/2
5人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
「プルルル・・・・」 「プルルル・・・・」 PM9:00、誰もいない報道部電話がなりひびいている 「何だよ、こんな時間に」 奥の倉庫(普段はあまり使われていないが、宿直の者が仮眠室として時々使っている)から白髪混じりのこの男、西浦はめんどくさそうに鳴り響く電話に近寄る。 「ガチャッ、はい、報道部」 「・・・・・・・・・」 「もしもし?」 「・・・・・・・・・」 「もしもし?」 「あんただれ?」 「は?お宅どこにかけてんの?ここは八坂テレビ報道部だよ」「・・・・・・・・・」 「もしもし?いたずらならきるよ!」 「今・・・・目の前に女子高生がいる」 「・・・・・・・」 「今から二時間後に射殺する」「おい!何云ってんだ!」
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!