優しい手

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「まだ一本だぞ?そんなに締め付けて…指を引きちぎる気か?」 「やぁ…違っ…」 奥まで挿入された指が、中でくいくいと壁をなぞる。 「あっ!!や、何!?そこダメぇ!!」 感じた事のない、頭が真っ白になるくらいの快感。 更に突起まで刺激され、足がガクガクと痙攣する。 「遊里はここが好きだろう?いつも良い声で泣く。」 「違っ…ひぁぁんっ!!や、変ん!なんか…くるっ…」 「…イきそうか?なら、一緒にイこう、遊里。」 旦那様の唇が私のおでこにキスを落とした。 その途端、こらえていた涙が目の端を伝う。 「…遊里?」 「何で…こんな優しく私を抱くの?もっと酷く抱いてくれなきゃ…私…」 旦那様は切なげに笑い。 私の涙を舌で掬った。 「…愛しい人を抱く手は、優しいのが当たり前だろう?酷くなんかしない。…俺の愛を体で感じろ。」 言うと、旦那様が服を全て脱ぎさる。 露わになった体の美しさに釘付けになった。 …こんな…逞しくてキレイな体…。 また蕾から蜜が溢れ出る。 視線を下に移すと、太く長い旦那様自身が上を向き硬くそそり立っていた。 「…力を抜け。今から遊里の中に入る。」 耳元でわざと囁き、旦那様が高ぶりを蕾にこすりつける。 グチュッ。 「や…あ、旦那様、早く…!」 無意識のうちに催促している自分に気づいた時には、旦那様自身が私の中を貫いていた。 「ひぁぁんっ!!」
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