日本列島沈没

余震

｢博士、水温はどんどん高くなっています。｣
｢今何度だ？｣
｢只今、２６℃です。｣
｢……もう終わりかもな。｣
｢そんな！｣
ピーピーピー
｢なんだ？……ヤバい！｣
｢畜生！遅かったか！｣
その後大きな地震が襲ってきた
『こちらは防災無線。こちらは防災無線。只今の時刻は１９時４１分。関東エリアを中心とする強い地震がありました。繰り返します。関東エリアを中心とする強い地震がありました。この地震による津波の有無は今だ分かっておりません。海岸付近にいる人は今すぐ高台に避難してください。こちらは防災無線。』
｢うっ痛っ｣
｢あーもう最悪だ！｣
｢博士今のは？｣
｢恐らくスピードアップしたんだ。｣
｢と言うことは早く沈む。｣
｢総理に言わないと。｣
机の上に置いてある有線電話の受話器を取り総理官邸に電話する
｢もしもし小野崎君か？｣
｢そうです総理。｣
｢先程の地震は一体？｣
｢プレートの動きが早くなった。そのせいで、地震が起きたんだ。｣