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母親はリアンに言った
「リアン、一ヶ月、魔界観光しておいで!」
「魔界観光って…安全なの?」
リアンは混乱しながら答えた
母親はツオンを見て笑顔で
「魔界でトップを争う吸血鬼のツオンがいるから安全さ、そうだろ?ツオン?」
「……(あんたより強い奴なんていないと思うが…?)………あぁ、安心しろ。絶対守るから」
「と、言うわけさ。あとは…………ツオンに任す。リアン、楽しんでおいで~」
「???…うん、楽しんできま~す~~~………きやっ!!?」
ツオンはリアンをお姫様抱っこして翼を広げた
「じゃ、なんかあったらバットに言ってくれ」
「了解。リアンに嫌な思いさせないでおくれよ?」
ツオンはにっと笑い
「当たり前さ。」
と飛び上がった
「よくわからないけど…行ってきま~~~す!」
リアンはツオンの腕の中、母親に手を振った
「体に気をつけるんだよ~~~~!!」
母親も手を振った
ある程度飛んだら母親は見えなくなった
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