四家の選択

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王太子は凡庸で問題は無い。だが、四家強いて言えばロプトセルトのセイル。彼だけはグレンドルフ家の将来の為にはおさえておかなければならない。 マイスはセイルを目にする度にその思いを強めていたのだった。 セイルはマイスの言葉の裏を探ることを止めて、遠い昔の母の記憶をセレイアに重ねていた。
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