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俺が雨宮のいるとこに着いた時……
「颯太先輩すいません、用事ができたので車で帰ります」
雨宮は母親が乗っているセダンの車に乗り、マフラーから排気ガスを出し、行ってしまった。
無情に鳴り響く車のエンジン音は俺の心に虚しく響いた。
(俺も連れて行ってくれよな)
俺は一人寂しく家に帰った……
(でも、なんであんなとこにパズルがあるんだ?)
もちろん美術の授業でパズルなんて使わない。
小学生でもあるまいし……
俺は家に着いてから考えることにした。
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